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レモン&ライム・カード

さざんか亭の庭の柑橘系フルーツがたくさん採れました。
レモンとライムでカードを作り、グレープフルーツやオレンジはヨーグルト&フルーツでデザートとして味わっています。

「カード」curd は凝固した食べ物の意味で、レモンが沢山採れた時の保存食作り。
キュンとした甘酸っぱさとライムの香り。
ヨーグルトやアイスクリームに加えたり、クッキーやケーキに添えたり、いろいろ使えます。

[材料]
果汁 1カップ 
ローシュガー 0.5カップ
ソフトバター 木ベラで6スクープ
卵  3個
ハニー 大さじ3
ジャム・セッティング 1パック

[作り方]
1  湯煎で溶かしたソフトバターに、ローシュガーと果汁を加えてよく混ぜる。
2  卵を1個ずつ加えて、よく混ぜる。
3  鍋に移して、弱火でトロミが出るまで、木ベラでかき混ぜながら加熱する(15〜20分)
4  一旦火を止め、ザルで濾して、ボウルに滑らかな液体を取り出す。
5  ボウルの中身をきれいな鍋に移して、さらに弱火で煮詰める。この時にジャム・セッティングを加えて、よく溶かしながら木ベラでかき混ぜる。10分くらいでしっかりした濃度になったら、火を止めて出来上がり。
 ハニーは、火を止めてすぐに、甘味調整で加えて、溶かしながら混ぜる。
6  粗熱を取り、熱湯消毒した瓶に詰める。冷めたら、冷蔵庫で保存。

果汁は、 レモンだけでもOK。今回はライムと2:1にしました。オレンジとレモンでも爽やかで美味しい
ハニーの種類は何でも可。殺菌・保存効果の高さとコストのバランスで、うちではマヌカ&マルチフラワー(アラタキ製)を使っています。
ジャム・セッティングは、無くても大丈夫ですが、これがあるとトロリとした質感に早く達するので、煮込む時間が大幅に短縮できます。天然素材のペクチンを粉末状にしたもので、NZのスーパーなどで買えます。

第一段階の加熱で卵の白身が固まってきますが、気にせずに混ぜ続けます。
ザルで濾す時に、モロモロした固まりは全部取り除かれて、きれいな液体になり、失敗しません。