日本とNZ

日本とNZ · 16/07/2022
ーー男たちは、皆、顔や体に入れ墨をしている。 人々は、海中に潜って魚やハマグリなどの貝を獲るが、入れ墨は大魚や大きな鳥に襲われないように身を守る意味合いがある。 部族や国(地方)、身分によって、入れ墨の大きさや部位は異なる。 次第に、アート的な飾りの意味合いが強くなってきている。ーー...

日本とNZ · 12/07/2022
猿田彦の“道案内”行為について、ここにもマオリとの繋がりがある!と感じたのは、最近、20年以上ぶりに『謎のサルタヒコ』という本を読み直した時です。 NZのマオリ族の新年「マタリキ」と古代日本の「昴」信仰との繋がり、そこから翡翠勾玉への繋がり、”魁るもの・導くもの”としての「マタリキ」「昴」と猿田彦神の繋がり。...

日本とNZ · 04/07/2022
マオリの「マタリキ」信仰と、日本の「昴」信仰。 重要な共通点の一つは、「魁るもの」「導くもの」としての位置付けです。 北半球の日本と南半球のNZでは、季節も逆だし、星空の見え方も違います。 北半球・日本では、冬の夜空に一番最初に登ってくる星座が「おうし座」。それより先に現れるのが昴。...

日本とNZ · 02/07/2022
日本のヒスイ産地 糸魚川と、NZのグリーンストーン産地 南島の西海岸。その地形がよく似ていることを、前のブログで触れました。...

日本とNZ · 30/06/2022
NZのマオリ族にとって、2つの特別な宝があります。 グリーンストーン=ヒスイ(マオリ語で「ポウナム」)、そしてアワビの貝殻(マオリ語で「パウア」、日本では「青貝螺鈿細工」に使われる美しい貝)。 ポウナムは、様々な意味合いの形に加工して、お守りとして身につけます。...

日本とNZ · 28/06/2022
「すばる時」という日本語があります。 17年前の私たちのNZ移住が6月初め、その後まもなくマオリ文化にとっての「マタリキ」の重要性を暮らしの中で実感し、「マタリキ」=プレアデス星団と知って、ああ、日本語の昴だ、と思った途端、日本とマオリの只ならぬ繋がりに気づいたのです。 それは、「すばる時」という言葉を私が知っていたことによる閃きです。...

日本とNZ · 26/06/2022
「マタリキ」(マオリ新年)祝日の前日6月23日(木)に、ロトルア多民族協議会(Rotorua Multicultural Council, RMCと略)主催の地域イベントで、「ジャパニーズ・シェアランチ」が、ロトルア図書館で開催され、その世話役を依頼されました。...

日本とNZ · 24/06/2022
今年2022年、NZで初めて"Matariki" (マタリキ=マオリ新年)が国の祝日に制定されました。 昨年までも、「マタリキ」はマオリ族だけでなくNZ中の大きなイベントで、マオリ族の伝統儀式の他に、誰でも参加できる様々な地域イベントが催されていました。でも、National...