· 

チャツネとレリッシュ

ルバーブとフィジョアを主材料にして、チャツネを作りました。
 ジャムに比べて、酸味とスパイスなどを効かせたチャツネは、様々な料理の付け合わせや隠し味に、ディップやソースなどにも、幅広く利用できます。

 今回は自家菜園で採れたルバーブと頂き物のフィジョアで作りましたが、ズッキーニ(コルジェット)やトマトなどがたくさん採れた年は、それらを主材料にレリッシュを作ります。(チャツネとレリッシュ、国によって呼び方が違うけど、実態はほとんど同じような感じです)。
 青リンゴ(グラニースミス)や洋梨、プラムなどのフルーツ系チャツネも美味しいです。
[材料]
片手鍋一つで作れるくらいの量
300ml(市販のジャム瓶) 3本分くらいになります。

主材料の野菜 または フルーツ
(合わせて、ボウル一杯くらいの量)
玉ねぎ 1〜2個
セロリ 1茎
ブラウンシュガー 0.5カップ
アップルビネガー 0.5カップ
塩   小さじ 4分の1

*すし酢 大さじ 1
*ミリン 大さじ 1
(すし酢とミリンは、味にまろやかさを出すため)

*レモン 1個(無くてもOK)
*好みのスパイスやハーブ
(ブラックペッパー、ナツメグ、クミン、ミックス・ドライハーブなど)
*ジャム・セッティング 1〜2袋
(トロミ、質感を出すために使う。ジャム・セッティング=粉末ペクチンを使うことで、煮込み時間を大幅に短縮できる)


[作り方]1時間〜1時間半くらい

1 材料を小さく切って(玉ねぎは粗みじん切り)、一旦水を張ったボウルに漬けてから、しっかり水切り。
2 材料全部を鍋に入れ、レモン果汁をかける。ブラウンシュガーとビネガー、すし酢、ミリンを加えて、全体をよく混ぜ、1〜2時間置く。
3 鍋の中に材料の水分が出ているのを確かめて、煮込み始める。
中火で煮立てて、アクが出たら掬いながら、弱火に変えて材料が煮崩れるくらいまで、木べらでかき混ぜながら煮込む。
4 アクが出なくなったら、ジャム・セッティングを1袋加えて、よくかき混ぜて、弱火でしばらく煮続ける。トロミが足りない場合は、ジャム・セッティングをもう1袋加える。
(焦げついたり、こびり付いたりしないように、絶えず木べらで丁寧にかき混ぜる)
5 火を止めて、塩コショウや、スパイス、ハーブなどを加えて、好みの味に整える。
6 粗熱がとれたら、消毒した瓶に移す。