「KIWI-RACCO」の名前について
NZには3つのKIWIがあります
1 キーウィー・バード
2 キーウィー・フルーツ
3 NZ人の愛称
RACCO(楽鼓)は、太鼓チーム名“太鼓を楽しむ”でもあり、“人生の鼓動を楽しむ”という意味でもあります。
KIWIたちが自然とユッタリした時間を楽しむように、NZの旅やホリデイを過ごし、
人生のひとときに爽やかな風が吹くように… そんな思いをこめました
KIWI (ニュージーランド人) のポールと日本人のヒロ。
1989年12月に長崎で出会い、「鳴滝亭」で共に暮らし、2005年6月にNZに移住。北島ロトルアで、B&Bとガイド、和太鼓の指導を始めました。
2005年9月、SPCAセンターから「JJ」(当時5ヶ月の子犬)を養子縁組。2014年7月、SPCAから生後3ヶ月の子犬を引き取り、「EL」(エル)と名付け、さらに家族が増えました。”癒し犬”としてたくさんのゲストの皆さんに愛されたJJは、2020年2月末に14歳で眠りにつきました。でも、JJのスピリットはさざんか亭にとどまっているらしく、時々ELの中に入り込んでいるような気がします。
2020年2月から、鶏たちもさざんか亭の家族になりました。
[二人が好きなもの]
旅、温泉(特に露天風呂)
アート&クラフト
ガーデニング
食(作ること, 食べることも)
快い語らい, 暖炉の火と美酒
本と映画
土に根ざすもの…(太鼓も芸能も文化も)
ポールは、NZウェリントンの近くで生まれ、両親の転勤でNZ中に住んだ経験あり。
オークランド大学卒業後、オーストラリアへ。シドニーでシェフを8年間つとめました。料理全般、デザート作りまで。クッキング大好き。
長崎で、英語講師を16年間。3歳児から学生、大人まで、ポールに習った人は英語力に自信がつくと大評判。聞き取りやすい発音と話題の豊富さが、人気の秘密。
学生時代はラグビー、クロスカントリー、バスケット、マリンスポーツ、そしてグラフィック・アートに才能を発揮。ライフセーバー(海岸救助)クラブのキャプテンも経験。
「小さなB&Bで、おいしい料理を楽しんでもらう」ことは、ポールが一番実現したかった夢。
ヒロは長崎出身、広島大学卒業後、長崎県の公立高校で青年期の日本語(あえて「国語」とは言わない)の力を育て続けました。発表した実践論文集の数は多すぎて、自分でも把握できません。
*講談社文庫『こどもはおもしろい』(河合隼雄対談集)に、 河合氏とヒロの対談が収録されています。教師時代に収録したものです
大学時代は馬術部。当時は食べられなかった馬刺、今は大好物! でもNZでは手に入らない…
中学1年から高校にかけて「不登校」(「登校拒否」という語が新聞の見出しに初めて載った頃…時代の先端!)、推理小説の同人誌をガリ版で作って、全国のミステリ・マニアと交流していました。ブラスバンドのパーカッション、高校の美術部に属し、学校をサボりまくった割には、今でも当時の仲間とつながっているのは、なんという有難さ!
和太鼓歴30年超。「田楽座」に師事し、全国の太鼓仲間と交流。長崎の和太鼓チーム「楽鼓」を創設、仲間と地域文化に根ざす活動を展開。多くの外国人にも太鼓の魅力を伝授しました。当時の仲間は、現在、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国など世界中にいて、つながっています。2000年には長崎の姉妹都市セントポール市(USAミネソタ州)で演奏。
移住にあたり、楽鼓を仲間に託し、NZでの太鼓チーム「ROTORUA RACCO」創設をめざし、2006年4月の初講座を皮切りに、7月にロトルア市民の太鼓チーム誕生。
2018年にロトルアでのアフリカンドラムのグループも立ち上げ、和太鼓とはまた違うつながりができました。